離婚相談で何を話せばいい?迷っている人のための相談メモと記入例

淡い青緑とベージュの吹き出しに「離婚相談、何を話す?」「相談メモと記入例」と添えたアイキャッチ

最初に話すことは、きれいにまとめた離婚理由でなくてもかまいません。「いちばん困っていること」「まだ決められないこと」「今日聞きたいこと」を、短い言葉でメモしてみてください。全部埋める必要はありません。

このメモは、ご自身の紙や端末で使うための空欄様式です。送信フォームではありません。サイトへ入力・送信する機能はありません。

下の12項目を紙に写したり、このページを印刷したりして、書けるところから使ってください。読みながら今すぐ何かを決める必要はありません。

話すことがまとまらないときは、3つだけで大丈夫

「何から話せばいいのだろう」「こんなに迷ったままで、うまく説明できるだろうか」。相談を考えても、話す順番が思い浮かばないことがあります。

そんなときは、まずいちばん困っていること・まだ決められないこと・今日聞きたいことの3つを、一言ずつメモしてみてください。長い文章にしたり、出来事を最初から全部並べたりする必要はありません。

このページのメモと記入例は、話すための手がかりです。ご自身の状況に合わせて、使いたい欄だけ選んでください。

書けるところだけで大丈夫。相談前のメモ12項目

気持ち、出来事、今の暮らし、聞きたいことを分けた空欄メモです。「分からない」と書くことも、今の状況を伝えるメモになります。

  1. 今の気持ち:離婚したい/迷っている/まず生活を変えたい/まだ言葉にできない
  2. いちばん困っていること:________
  3. いつ頃から、どんな出来事があったか:________
  4. 今の暮らし(同居・別居、仕事、子どもなど):________
  5. 変えたいこと・できれば守りたいこと:________
  6. お金や住まいについて分かっていること:________
  7. 分からないままのこと:________
  8. 今日聞きたいこと①:________
  9. 今日聞きたいこと②:________
  10. 今日聞きたいこと③:________
  11. 期限が書かれた書類や、急ぎで伝えたい事情:________
  12. 連絡方法・時間帯の希望:________

日付や金額が曖昧なときは「春ごろ」「およそ」「まだ確認できていない」と書けば、分かっていることと分からないことを区別できます。分からない欄を埋めるために、無理な資料集めをする必要はありません。

架空の記入例2つ|ご自身の言葉に置き換えて使う

次の2つは、話す順番や言葉の長さをつかむための例です。同じ気持ちや出来事を書く必要はありません。

記入例1:子どもが独立し、これからの暮らしに迷っている場合

以下はメモの書き方を示すための架空例です。実際の相談者の発言・相談事例・解決実績ではありません。

今の気持ち
離婚するかはまだ決めていません。今の暮らしがこの先も続くことには不安があります。
いちばん困っていること
子どもが独立してから、夫と夕食をとってもほとんど会話がありません。将来の話をしようとしても「また今度」と言われ、話せないままです。
いつ頃から
子どもが家を出た春ごろからです。正確な日付は覚えていません。
今の暮らし
夫と同居しています。私はパートで働いています。
変えたいこと・守りたいこと
まずは今後の暮らしについて話せるようになりたいです。仕事は続けたいと思っています。
分かっていること・分からないこと
自分の収入と毎月の支出はメモできます。夫の預金や住宅ローンの残りは、正確には分かりません。
今日聞きたいこと
①まだ離婚を決めていない今、何から整理すればよいですか。②暮らしを分ける場合のお金や住まいについて、何を確認すればよいですか。③次の相談までに、手元のどの資料を見ておけばよいですか。
連絡の希望
自分が受信できるメールへの連絡を希望します。電話の場合は平日の午後に連絡できるか相談したいです。

記入例2:お金や住まいの見通しが分からず、話がまとまらない場合

以下はメモの書き方を示すための架空例です。実際の相談者の発言・相談事例・解決実績ではありません。

今の気持ち
離婚を考えることはありますが、生活の見通しが立たず、まだ決められません。
いちばん困っていること
家計や今後の暮らしを話そうとすると、言い合いになってしまいます。何から聞けばよいのか、自分でも整理できていません。
いつ頃から
ここ数か月です。話した日や内容で覚えていることは、手元のメモに残しています。
今の暮らし
夫と同居し、私はパートで働いています。毎月の支払いを、自分の収入だけで続けられるか不安です。
変えたいこと・守りたいこと
住まいや仕事を急に変えずに、今後の選択肢を整理したいです。まず、自分が確認できることを知りたいと思っています。
分かっていること・分からないこと
自分の給与明細と、手元にある支払いの明細は確認できます。家計全体の金額や、夫名義の財産の内容は正確には分かりません。
今日聞きたいこと
①離婚を決める前に、どの情報を整理するとよいですか。②お金や住まいの見通しを考えるために、何を確認すればよいですか。③次に相談するときまでに、何をメモしておけばよいですか。
急ぎの事情・連絡の希望
今のところ、期限が書かれた書類は手元にありません。連絡方法は、私が確認できるメールを希望します。電話の時間は相談したいです。

うまく話せないときは、最初の一言だけ用意する

「離婚するかは決めていません。今の生活で困っていることと、これから確認することを整理したいです。このメモを見ながら話してもいいですか」

今の気持ちに近ければ、この一言をそのまま読んでも、短く言い換えてもかまいません。「今日はこれを聞きたいです」と、メモの質問欄から話し始める方法もあります。

途中で話が前後しても、メモに戻ってかまいません。相談後には、分かったこと、まだ不明なこと、次に自分が確認することを分けて書き足しておくと、後で見返しやすくなります。

相談後の整理欄|分かったことと次の確認を分ける

相談のあとも、すべてを一度に決める必要はありません。帰宅後に読み返せるように、聞いたことを次の3つに分けて残しておきましょう。

1.相談で分かったこと

2.まだ分からないこと・次に聞きたいこと

3.次に自分が確認すること

何を・いつ頃・どう確認するか、分かる範囲で書き足します。

その場で書けなかったことは、後で思い出した範囲を書き足せば大丈夫です。確認できていないことは、そのまま区別して残しておきます。

相談そのものに迷っている方へ

相談そのものに迷っている方は、離婚を決めていない段階の相談についてもご覧ください。相談を希望する場合の窓口は、相談方法・お問い合わせです。今ここで離婚の結論を出す必要はありません。

話したいことが全部まとまっていなくても、書けたメモを手がかりに。

相談を希望する方は、相談方法とお問い合わせ先をご確認ください。

相談方法・お問い合わせを見る